メンタル・キャリアコーチング

コーチングの定義は人によってさまざまですが、私はいつも「自発的行動を促すためのコミュニケーション」で あると説明しています。 
クライアント(コーチングを受ける人)にとってコーチ ングの目的は、「前に進むこと」になります。そのため にコーチはクライアントの行動を促進します。クライア ントの価値観、大切にしたいことが詰まっている過去の エピソードも伺いながら、人生や仕事、キャリアにおい て実現したいこと(未来)に焦点を当てます。

コーチに関してはこちら。

行動を促すってどういうこと？

コーチはクライアントにさまざまな質問をすることで、 クライアントに気づきを促しながら思考を整理していき行動を促します。

現状の確認

社内異動、昇格・昇進、転職、副業など、あらためてキャリアを考えるに至った経緯やきっかけを振り返ります。その上で客観的に現状を捉えて、現在の仕事とプライベートのバランス、課題や願望、キャリアについて考える目的を整理して、現在地を見える化します。

判断基準の明確化

過去のエピソードから大切にしたいものやこれからの判断基準（例：達成感を得られる、貢献感、職場での良好な人間関係、リーダーシップ、起業に繋がるなど）を見つけ、今後の将来の指針にします。

理想像を描く

現状を一旦脇に置いて、ゼロベースで現状の外側に、理想の未来・ありたい将来像（ライフスタイル、働き方、収入など）について考え、今後の方向性を描きます。

実現プラン検討 

描く理想のキャリアに近づくためにどんな機会があるのか（例：社内異動、転職、副業、ボランティアなど）について、これまでの経験や知識などを踏まえ多角的な視点から考えます。将来のビジョンを実現するための複数の選択肢を具体化します。

アクションプラン作成

理想の未来に近づくためのアイディアの中から、具体的なアクションプラン（例：資格の勉強、セミナーに参加する、ロールモデルに会いに行くなど）に５W１Hで落とし込み、実際に出来そうな行動レベルまで細かく設定します。

アクションプラン振り返り

アクションプランに基づき、出来た点、改善点を振り返り、次のアクションを考えます。自分にとって無理なく出来そうな行動を設定し、描いた未来に近づくための新しいプランを一緒に考えます。

セッションの流れ

現状(現在地)の確認を行います。なりたい姿(ゴール)をお話を伺いながら、一緒に設定をします。「なぜそうなりたい」のかの目的を深掘りします。その後、現状とゴールにはギャップがあるので、ゴールに近づくための小さな目標を作っていきます。少しずつ階段を上っているいくイメージでゴールに向かっていくイメージです。

ゴールとは、現状の外に設定された最終的に望む結果のことです。

ゴールの定義

ゴールとは、現状の外に設定された最終的に望む結果のことです。

目標の定義

目標とは、ゴールまでの過程に設定される望む結果のことであり、現状からゴールまでのギャップ (距離)を刻むマイルストーンの役割を果たすものです。

目的の定義

目的とは、その行為の理由・ゴール・目標を目指す理由のことです。「なぜ?(なぜ、それをするのか?/な ぜ、それを目指すのか?)」に対する答えです。